海外FPニュース 2016年9月

FP NEWS Global Roundup

オーストラリアのCFP®認定組織FPA(Financial Planning Association of Australia)と、米国のFP会員組織FPA(Financial Planning Association)からのニュースをご紹介します。

FPAオーストラリア: 年次大会「FPA Professionals Congress」がパースにて開催予定

 今年11月23日(水)-25日(金)にかけて、FPAオーストラリアの年次大会「2016 FPA Professionals Congress(2016 FPAプロフェッショナルズ・コングレス)」が、西オーストラリア州パースで開催される予定です。FPAオーストラリアは米国外で初めてCFP®資格を導入したCFP®認定組織(2015年末CFP®認定者数5,513人)で、昨年の年次大会には1,000人を超えるファイナンシャル・プランナー(FP)が参加しました。
 今回の大会は、「Future Ready(未来への布石)」のテーマのもと、オーストラリア代表サッカーチーム監督のアンジェ・ポステコグルー氏や、オーストラリア国営放送のスポーツ番組で初めての女性司会者となったトレイシー・ホルムズ氏などが基調講演に登壇します。また、セッションは4つの柱(刺激、連携、発展、成長)に沿って構成され、去年高評価だったテーマに加え、「Vocal Intelligence(発声の知力)」などコミュニケーションをテーマとした新しいセッションも取り入れられるなど、FPビジネスの成功に向けて参加者を啓発する内容が期待されています。また、プログラムに初めて「Paraplanner (ファイナンシャル・プランニングに関わる書類を作成する人)」の技能向上のための新しいワークショップも取り入れられます。そのほか、パートナー企業による展示会や参加者同士のネットワークを広げる交流の場も設けられる予定です。

FPAオーストラリア: 年次大会「FPA Professionals Congress」がパースにて開催予定

詳細は、専用ウェブサイト(http://fpacongress.com.au/)をご参照ください。

※年次大会に参加するためには料金がかかります。上記専用ウェブサイトにて内容をご確認のうえ、ご自身の責任でお申し込みください。

※日本FP協会では"2016 FPA Professionals Congress"への参加登録及び関連する渡航・宿泊手配の代行はいたしておりません。また、自然災害等によるイベントの中止・変更による費用や損害等の一切について、当協会は責任を負うものではありません。

FPA: FP実務におけるサイバーセキュリティリスクを減らす方法

 米TDアメリトレード社のリスク管理部門ディレクター、ブライアン・バース氏によると、個人情報は日々、ハッキングの危険に晒されていると言います。FPA実務研究機関とTDアメリトレード社が実施した調査※では、アドバイザーの81%はこの問題を重点事項と回答していますが、50%以下のアドバイザーは、そのリスクと低減方法について理解していないことが明らかになっています。

 調査で明らかになった主な点は次の通りです。

  • 調査への参加者1,015人のうち、57%が規程や手順書を書面化して保管している。
  • 59%が規程等にアクセス制限をかけている。
  • 58%がデータ紛失に備えている。
  • 51%がベンダーの管理をしている。
  • 43%が緊急対応の備えをしている。  等

 ファイナンシャルコンピューターサービス社のCEO、ブライアン・エドルマン氏は、サイバーセキュリティリスクを減らすために、アドバイザーがするべきことを以下のようにまとめています。

  • 認識する・・・あなたが注意するべき要素が何であるのか、まずは認識することが大切です。データの目録を作り、あなたが顧客に対して行っているのと同じように、それらのリスク分析を行いましょう。
  • 不正侵入があった時には顧客へ知らせる義務がある・・・ハッキングがあった時にあなたの顧客全員にそれを知らせるのは恥ずかしくためらいを感じますが、知らせる義務があることは明らかです。
  • 万が一の時の手順を一度練習してみる・・・起こりうる出来事のタイプ別に、あなたのチームがするべきことを認識しているかどうか確認しましょう。
  • 顧客が安全でいられるように情報を伝える・・・不正侵入は、しばしば顧客のうちの誰かがハッキングされたことにより引き起こされます。Gmailアカウントの2段階認証のようなツールを使用するよう、顧客に情報提供をしましょう。
  • ベンダーの調査を行う・・・あなたが第三者のテクノロジー企業に情報を託しているのであれば、そこが安全であるかどうか確認してください。そのオフィスを訪問し、彼らが安全性確保のために行っていることすべてを自分の目で確かめましょう。

 上記の行動を実行に移すのは骨が折れますが、あなたと顧客を守るためには必要なステップとなります。「あなたが面倒だと感じるものこそが、ハッカーに対するバリケードになるのです」とブライアン・バース氏は伝えています。

※FPA実務研究機関とTDアメリトレード社が実施したサイバーセキュリティに関する意識調査は、2016年6月-7月にかけて、主にRIA(投資顧問業者)である1,015名を対象に、約15分間のオンライン調査として行われました。詳しい調査結果はこちらのサイト(英語版)をご覧ください。

 [出典: 2016年9月23日 FPA SmartBrief]

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